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06 February 2018 / Art

好きなものに包まれる、自分自身がアート・ディレクター
MAISON & OBJET 2018 SPRING & SUMMER

これからの1年のインテリアと雑貨の流行を探しに訪れた、MAISON & OBJET。

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トレンドを発見する「インスピレーション」コーナーのテーマは「ショールーム」。
デジタルの時代、消費者がSNSを通してトレンドセッターになり、自宅のインテリアのアート・ディレクターとして空間を「ショールーム化」し 、ライフスタイル自体がスペクタクルのようになっています。
このコーナーでは、鏡を使った演出やシリーズコレクションをして、この「見せることへの喜び」を紹介しています。

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今回のデザイナー・オブ・イヤーはデンマークの女性デザイナー、セシリー・マンツ。
デンマーク王立美術院とヘルシンキ芸術デザイン大学(現アールト大学)で学んだ後、コペンハーゲンに自身のスタジオを構えた彼女は、北欧スタイルを代表するデザイナーの1人。2014年にはデンマークのクラウン・プリンス・カップルズ・カルチュラル賞を受賞しています。
彼女の代表作にはベストセラーとなったカラヴァッジオ・ランプ、フリッツ・ハンセンのために製作したテーブル&チェア、2014年からコラボレーションしているバング&オルフセン社のヘッドフォン「B&O Play」シリーズなどがあります。
幼少時に陶芸家の両親と共に来日したことがあるという日本との関係も深く、昨年、金沢21世紀美術館で開催された「日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念展 日々の生活 - 気づきのしるし」では、共同キュレーターを務めていました。

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シンプルなフォルム、でも温かみのあるこの北欧スタイルは会場内でも主流を占めていました。
グリーンをナチュラル&ワイルドにあしらうのが今年流です。

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リビングはスモーキーパステルで落ち着いた空間に。

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テーブルウエアはウッド素材を中心に透明なグラス、ブラックやブルーで冷ややかさをプラス。

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食器もしくはテーブルクロスのプリントで、清涼感を表すスタイルも目を惹きつけられます。

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その他のブースでも手仕事の跡が残る、美しい染めのテキスタイルが印象的でした。
流行の壁紙の後に来るのは?
会場には、さまざまなデザインのタイルが集められたコーナーもありました。

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このように職人の手仕事を再評価する流れは、広々とリニューアルされた「クラフト」コーナーにも反映されていました。

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最後に訪ずれた「明日のカフェ」を意味する"CAFE DOMANI"は、エキゾチック&カラフル。
ビビッドなカラーで、自分らしさを大切にするためのビタミンを心に注入するような空間でした。

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Written by Yuko Tanaka

パリ第1大学で映画理論を学び、
現在は映画関係中心の翻訳・執筆・コーディネーターとして活動中。
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