DES PRÉS デ・プレ

Top

07 November 2017 / Gourmet

サロン・デュ・ショコラ 2017

フランスは10月末に冬時間に切り替わり、街並みもだんだんと冬の景色になってきました。

先日、この季節のおなじみとなりました、サロン・ドゥ・ショコラに行ってまいりました。

171107paris01.jpg


毎年10月末~11月初めにかけて、パリ南部の展示会場で開催される大規模なチョコレートの見本市。

フランスの学校の秋休みと11月1日の祝日が重なるこの時期に決まって開かれるため、チョコレートファンやお菓子業界の人だけでなく、たくさんの子供たちまで、幅広い層の人たちが多く来場します。

ここ数年は私も毎年必ず訪れているので、「今年ももうこの季節ね!」と、感慨深い気持ちにさせてくれる、楽しみなイベントです。

171107paris02.jpg

171107paris03.jpg


メイン会場となる2階の中心で目をひくのが、巨大なキツネです。

3年前に初めてお目見えして話題を呼んだ、彫刻家リチャード・オリンスキーとショコラティエとのコラボレーションによる、チョコレートでできた彫刻です。毎年好評なようで、今年も堂々と鎮座していました。

コラボレーションするショコラティエは毎年変わるようですが、今年のキツネを手掛けたのは、現在パリで大人気のパティシエ、ヤン・クーヴラー。

最近マレ地区に2店舗目を出したクーヴラー氏のお店のモチーフがキツネなので、納得の作品です。

171107paris04.jpg


もうひとつの、文字通り"大きな"目玉は、2,080枚ものタブレット(=板チョコ)を使用して描かれた作品。

モチーフは、シラク元フランス大統領が「ベルナデット(夫人)のためのチョコレート!」と言っている、フランス人がクスッと笑える、ユーモアのあるイラストです。

手掛けたのは、フランスのさまざまなイラストレーターが描いたパッケージが印象的なフランスの板チョコブランド"Le chocolat des Français(ル・ショコラ・デ・フランセ)"。

この壁画、ならぬ板チョコ画は25平方メートルの大きさで、なんでも2,080枚もの板チョコを使用したものは世界新記録だとのこと!

171107paris05.jpg


このサロン・ドゥ・ショコラには、約500にも及ぶ企業が参加しています。

毎年おなじみのショコラティエも多くあれば、今年初参加の新しいチョコレートブランドももちろん見受けられます。

また、日本のチョコレートブランドや会社の出展が年々、着実に増えていて、同じ日本人としては嬉しく、誇らしい限りです。

171107paris06.jpg

171107paris07.jpg


そんなたくさんの競合の中で、少しでも多くの来場者に興味を持ってもらおうと、各々がディスプレイやプレゼンテーションに工夫を凝らしています。

巨大彫刻や板チョコアートをはじめ、来場者の好奇心をそそり、"SNS映え"するトピックスを色々と用意しているのが、今日の見本市の形を反映していますね。

171107paris08.jpg

171107paris09.jpg


クリスマスに関連したディスプレイや商品も多く見られ、この会場に来ると、年末が近づいていることを感じます。

また来年!と会場に向けて手を振って帰りたくなる、年末で慌ただしくなる前の、恒例の楽しいイベントです。

171107paris10.jpg


SALON DU CHOCOLAT 2017 Official site


DES PRÉS Paris
DES PRÉS Top page
DES PRÉS Instagram

Written by Marine Shimoyama

パリでイラストレーター・グラフィックデザイナーとして活動中。
>> marine illustration Official site
↑ページトップへ