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25 July 2017 / Art

南仏・アルルの国際写真フェスティバル

今年で48回目となるアルル国際写真祭が、7月3日より開催されています。
ひと夏で世界中から10万人以上の観客を集める世界最大規模の写真フェスティバルです。
9月末までの期間中、写真の展示や、シンポジウム、屋外での写真プロジェクション、ポートフォリオレビューなど、さまざまな写真関連のイベントが企画されています。
公式プログラムの他に、各ギャラリーや個人で企画した無料の展示が至る所に見ることができます。
チケットを買うとマップが配られ、地図を見ながらアルルの街中にある展示会場を巡っていきます。


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会場となるアルルは、ゴッホやゴーギャンといったアーティストが住んでいたことでも有名ですが、円形闘技場や古代劇場などのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群は、ユネスコ世界遺産に登録されていて、見どころ満載な可愛らしい街です。
私が取材をした日はアルルの伝統的な祭日と重なり、民族衣装を身につけた人も見ることができました。


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今でも闘牛が行われる円形闘技場。


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紀元前1世紀に建てられた古代劇場。
夜になるとコンサートが開かれることもあります。


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アルルの民族衣装を身につけた人々。


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ゴッホが「夜のカフェテラス」で描いたことで有名なカフェ。

展示されている写真は、クラシックなものからコンテンポラリーな作品までさまざまです。
ディスプレイも、大型プリントや電光パネルなど見ていてわくわくする仕掛けが施されています。
展示会場には古い教会や修道院、倉庫だったスペース、ガレージなどを利用し、街をフル活用しています。


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こちらは修理工場だった場所が展示会場になっています。


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アーティストによる鑑賞ツアーも行われています。


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使われなくなった教会に展示された作品。


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ガレージを利用して展示された作品。


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ゴッホが療養生活を送っていた病院「エスパスヴァンゴッホ」でも写真展示が行われています。


日本からは深瀬昌久氏の作品が紹介されていました。
これほど多くの作品がヨーロッパに持ってこられたのは初めてということで、訪れた人々もじっくりと写真を鑑賞していました。


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アルルはパリからT.G.V.に乗って4時間で到着します。
アヴィニョンやマルセイユともアクセスしやすい場所にあります。
夏の日差しはとくに強く注意が必要ですが、プロヴァンス地方特有の乾いた風と爽やかな青空が迎えてくれます。


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Written by Mana Kikuta

パリ在住フォトグラファー。日本のモード雑誌撮影やアーティストとして活動中。 manakikuta.com/manakikuta.pdf
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