パリ北部、19区に位置するアート施設「104(ソンキャトル)」。
ここで現在行われているインスタレーションが話題です。
パリのアパルトマンに、子供たちがぶらさがっています!...一体どうなっているのでしょう?


答えは、斜めに傾いて設置された巨大なミラー!アパルトマンを描いた台が置かれた床部分に参加者が寝そべって思い思いにポーズをとり、鏡に映った姿で楽しんでいるのです。鑑賞者が参加することで作品が完成するこのインスタレーションはアルゼンチン出身のアーティスト、Leandro Erlichによるもので、現在この"104"で行われているアートイベント「In_Perceptions」のひとつ。口コミで評判が広がり、会期延長が決定したほどの人気イベントのようです。私が訪れた時も、このアパルトマンにぶら下がりたいと、子供も大人も関係なくたくさんの人が列を作って賑わっていました。


ここ"104"は、実はもとは葬儀場だった広大な敷地をリノベーションし2008年にオープンした、さまざまな年代の人が、アートカルチャーを楽しむための複合施設。上述のようなアートイベントの他にも、ワークショップが開かれるアトリエ、カフェにレストラン、ブックストアやリサイクルショップなどもあり、子供から大人まで、ありとあらゆる人が楽しめる場です。


施設の中心部は、モダンな区民体育館、とでもいいましょうか、一般に開放されたスペースとなっており、ダンスのレッスンに励むいくつものグループや、お芝居のお稽古をする人達など、皆がそれぞれの目的に合わせて時間を過ごしています。そこから伝わってくる活気ある空気はポジティブで、なんとも気持ちがいいもの。

土曜日の朝にはビオ(オーガニック)のマルシェが立ちますし、リサイクルショップ以外は日曜日もオープン。気軽に何度も訪れたいアドレスです。
104
104, rue d'aubervilliers/5, rue curial 75019 Paris
→www.104.fr