横浜元町店 筧 真奈
La PROVENCE ... from デ・プレ 横浜元町店
コレド 日本橋店 鶴田 めぐみ
Voyage ... from デ・プレ コレド 日本橋店
横浜クイーンズイースト店 赤木 奈央
FRENCH TRIP ... from デ・プレ クイーンズイースト店
新宿高島屋店 南 美里
URBAN SAFARI ... from デ・プレ 新宿高島屋店
博多阪急店 山口 沙織
RESORT...from デ・プレ 博多阪急店
Buyer 高本 千晶
07 February 2012
1月末、雪の降る日本からフランスへ。あいにく毎日どんより雨模様。でも日本よりも過ごしやすい気温。この気温は異常気象なのだそう。今シーズン、私たちが提案するとっておきのスカーフ 「collection exceptionnelle de"13 Carres" de riccacouture pour DES PRES」の打ち合わせのためリヨンへ。もうすぐショップにて展開される、とっておきのスカーフコレクションが作られているリヨンからスカーフができるまでのストーリーを皆さまにお届けいたします。
パリからリヨンまでTGVで2時間。リヨンは、フランスの南東部に位置する都市でローヌ=アルプス地域圏であり、首都圏としてフランス第2の規模を持つ。古代よりヨーロッパでも有数の交易地として栄え、中世からシルク織物の産地としても知られる。また、食文化も深く根付いている街。
旧市街地はユネスコの世界遺産にも指定されている。北東から流れ込むローヌ川と、北から流れ込むソーヌ川がリヨンの南部で合流する。ソーヌ川の西側は石畳の街並みの残る旧市街で、リヨンの象徴サン・ジャン 大教会の建つフルヴィエールの丘がある。夜景と共に見た旧市街地の街並み。コンパクトな中心部から丘の教会が全てを見守ってくれているような気がする。
ローヌ川の東側は近代的な建物が並ぶ地域である。そのさらに東には、新興の住宅地域が広がっている赤い屋根もリヨンの建物の特徴。奥に流れる川はローヌ川。この日も曇り、どんよりした朝。
リヨン市内からスカーフが作られる工場までは車で1時間ほどの、アルプス山脈の山間に佇む町、ル・グラン=ラン。今回のスカーフを一緒に手掛けるRICCACOUTUREのデザイナーチームと、カラーリストのソフィーさんと共に。
リヨンと工場との間に車中から見えたモンブラン。どんより 曇っていた一瞬の晴れ間。
今回のスカーフコレクションを手掛けるきっかけになったのは、全てRICCACOUTUREのデザイナーである大和田さんの情熱から。シルク織物の産地であるリヨンにて、よりスペシャルなコレク ションを手掛けたいという情熱が、工場さんの元に届き、フランスの現存する歴史的企業遺産に指定されているこの工場との取り組みが実現した。
スカーフというアイテムが、じわじわとクローズアップされているここ数シーズン、伝統的な物を今の気分で表現して、現代へと繋がる新しいコレクションとして伝えたいという私たちの想いとちょうど重なり、コラボレーションが実現。日常のスタイルに少し華や個性をプラスする様にスカーフをまとってもらいたい。綺麗な色のスカーフをプラスするだけで、明るい気分を演出できたらという想いが、今回のコレクションに込められています。
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13コレクションの柄は、100年以上続く老舗メーカーの資料室から原画を選び、カラ―リストとグラフィストと共にビジュアルされたもの。今回初めてお会いしたカラ―リストのソフィーさんは、大きな生地展や、トレンドブックのトレンドカラーを手掛けているスペシャリスト。
ヨーロッパらしい広大な土地と時々見かける牛たちを横目に到着したその町は、1日に1~2本しか電車が止まらないという小さな町。車を降りると、澄んだ空気が気持ちよく、自然に囲まれた穏やかな雰囲気が心地良い。
自然に囲まれた広い敷地の中に古い石の建物と現在稼働している工場。敷地内には工場内で出た汚水を綺麗な水に戻して再利用すると いう浄水池も備えられている。このように、自然保護に配慮した、エコロジーなプリント方法での生産背景にも感動。
丸い石とレンガを積み重ねられているのが特徴的なこの古い建物は、今後美術館などにされるようだ。このような古い建物ほど、価値があり大切にされるのも、リヨン、ヨーロッパの特徴。
ここが本稼働している工場。この工場内で、スカーフ生産の全てが行われている。24時間稼働で、企業理念と追求心に長けた職人と技術者たちが持てる全てのパッションを注ぎ、1枚1枚製品を生み出している。そのていねいかつ真剣な情熱が工場内に充満しているのを感じる。スカーフに必要な色を1色ずつ作り、プリントされた柄に1色ずつ載せていく。その色は多い時には90色以上になるという。また、素材によって色の出方が違うため、その調整が難しいよ うだ。今回デ・プレが手掛けているコレクションはシルクとコットン。一般的にはシルクスカーフがほとんどだが、春夏コレクションということで、頭に巻いたり、カジュアルなスタイルもイメージしてコットンシリーズも進行。
プリントされた生地を洗い、カットし、それを縫う人がいる。洗い方によって生地の柔らかさも変わる。RICCACOUTUREのデザイナーさんと工場で、よりしなやかさを追求し続け仕上がった1枚となっている。そうやって全ての行程にスペシャルな職人たちのパッションと手が加わり、貴重な1枚が仕上がる。
1番印象的だったのは「パッション」 という言葉。24時間稼働のこだわりある商品を手掛ける全ての人たちの言葉から「パッションを注ぐ」「パッションがあるから」...と。「『ここまで』という限界はないし終わりもないが、それが心地良い喜びだと感じる。だから仕事はノンストレスだ」と語ってくれたのは工場長のぺランさん。企業理念とパッションが注ぎ込まれた物作りの深さと今回のコレクションが、素晴らしい方々との取り組みによって仕上がった1枚だという事ににとても感動した。
たくさんのパッションと、ここちよい喜びが、手から手へ、つながりますように...。
→2月9日(木)START! Collection exceptionnelle de "13 Carres" de riccacouture pour at デ・プレ 元町店